2005年10月17日

過去のREPORT No.04 字幕 <2005/04/22>

某邦画のDVDに収録されていたメイキング映像を見ていて思った事がある。

そのメイキング用映像では、スタッフの普段のやりとりがそのまま字幕として
表示されていたのだが、芝居として作られたセリフに対する字幕ではなく、
ましてバラエティ番組で挿入される部分的なスーパーでもなく、普段話している
言葉をそのまま字幕にしたものだったので、見ていて新鮮な気持ち悪さを感じた。

普段の話言葉は、耳で聞いている分には何の違和感もないのに、そのまま文字に
する「俺たち普段こんなヘンな言葉の使い方してるのか〜」と感じてしまう。



洋画のメイキングだと翻訳の際にアレンジが加わるので、監督のインタビューを
見ていても、全て作られた言葉に置き換わっている。
「この映画は**なんだ」「とても**だったよ」というような言葉は、字幕で
見ている分には違和感はないが、実際に言葉にすると「そんなしゃべり方するヤツ
いねーだろ」と突っ込みたくなってしまう。

ところが、邦画のメイキングの場合、実際に画面上でスタッフが話をしているので、
字幕でアレンジをするワケにはいかない。
「…みたいな」「っていうか」「っちゅうか」とか、普段何気なく使っている言葉
をそのまま字幕にするしかないワケだ。


このコラムだって、普段の言葉ではなく作られた文章なのだが、仮に普段の言葉に
置き換えるとこんな感じになる。

「こないだ某邦画のDVDに収録されてたメイキングを見て思ったんだけど、その
メイキング映像ってのがね、スタッフの普段のやりとりをそのまま字幕にして表示
してんのよ。芝居として作った字幕じゃなくて、バラエティ番組用のスーパーでも
なくて、なんちゅうか普段話してる言葉をそのまんま字幕にしたものだったわけ。
なんか見てて新鮮な気持ち悪さがあってね」

それが良いとか悪いとかを言っているのではない、と書こうとしたのだが、ナンだか
自分で<書いていて気持ちが悪くなってしまった…。
posted by ムラカミ at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去のREPORT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック