2015年09月06日

花とアリス殺人事件


遅れ馳せながら岩井俊二監督の「花とアリス殺人事件」を鑑賞。
ロトスコープを用いた作品は数あれど、これは一つの到達点を見出した気がする。

単に実写ベースのリアルで生々しい動きを表現するのではなく、センスの良いコマ落としと線の取捨選択を駆使して見事にアニメーションとして表現されている。
カメラ移動時の背景画との同期が課題と感じる一方で
、前作同様たたみかけるようなストーリー展開とキャラクターの魅力に引き込まれるので途中から技術面を忘れて完全にのめり込めてしまう。

個人的には前作が好きだったので「なぜ今花アリを?」「なぜアニメ?」「殺人事件!?」と大量に仕掛けられたプロモーションのフックに見事に引っかかり、10年前の感動に浸ると共に新しく異質な刺激をもらった、そんな作品でした。

posted by ムラカミ at 09:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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